代表メッセージ
お肉に新たな命を吹き込む
私たちミートクレストは、「お肉に新たな命を吹き込む仕事をします」という社是を掲げ、食肉の製造・加工・販売に一貫して取り組んでいます。
私たちが向き合っているのは、単なる「商品」ではありません。
命であり、人の健康であり、誰かの食卓の笑顔です。
原料の調達から製造、加工、納品までを自社で担う一貫体制、全国に2台しかない先端機材TWISANやIQF凍結機などの最新設備を駆使し、お客様の「本当に欲しい」に応えるスピードと柔軟さを強みにしてきました。
社員一人ひとりが、「お客様の食卓の笑顔」を想像しながら、今日も誠実に、まっすぐにお肉と向き合っています。
五代目として継いだ歴史と挑戦
当社の原点は、明治五年。初代・清田伊三郎が大分で家畜商として歩み出したことに始まります。その後、戦後復興期には三代目・清田聖が法人化を果たし、精肉店「合資会社清田本店」として広く親しまれました。四代目・清田種嗣の時代には卸売を主体とし加工や業務用販売へと事業領域を拡大。平成二十三年、全国展開と次代への進化を見据えて、社名を「株式会社ミートクレスト」へと改めました。
私は五代目としてこのバトンを引き継ぎましたが、物心ついた頃から「お肉」は常に生活の真ん中にありました。夜中の12時に大型トラックで届く牛の荷下ろしを手伝い、水を飲ませ、牛舎へ繋ぐのが私の役目。それが何よりの遊びであり、生活でした。
繁忙期になると母が「今日は風邪で休ませます」と学校に電話をしてくれて、当時ありました、大分市営と畜場に手伝いに行ってました。当時は「学校に行かなくていいなんてラッキーだ」と喜んでいましたが、今思えば、あの時家族で汗を流した経験が、私の商人としての血肉になっていると思います。
しかし35歳で社長を引き継いだ時は「暗黒の時代」でした。その後民事再生という苦渋の選択も経験しました。
その窮地を救った挑戦のひとつに「IT化による可視化」があります。
当時、我々中小零細企業ではシステム化されている状況ではありませんでした。そこで、食肉業界専用の生産管理システムをシステムライフ社の上村氏(現社長)とゼロから構築し、在庫・原料・生産・販売すべての情報を見える化しました。
粗利率は改善し、不正は排除され、現場の意識が変わり、会社の文化が変わっていきました。
これは正直な経営を実現するための「仕組みの改革」だったのです。
地域から世界へ。100年先も、信頼されるパートナーとして
私たちは今、「売上100億円」という目標に向けて新たな挑戦を始めています。
この挑戦は、単なる売上の拡大ではありません。
社員にとって誇りある職場であり、取引先様にとって信頼できるパートナーであり、地域社会にとって必要とされる存在であり続けること。
企業としての基盤をより強固にし、優秀な人材が誇りを持って参画できる環境を整えるための、新たなステージへの挑戦です。
2015年からおおいた和牛の輸出を開始し、和牛の海外進出と価値向上を図ってきました。現地のコールドチェーンの整備、異なる商習慣や文化、パートナー選びといった多くの壁を一つずつ乗り越えながら、現在はアメリカ市場において評価を得始めています。
さらにTWISANやIQFなどの新設備導入を通じて生産性向上と省力化を実現。加工品のバリエーションと品質の幅が一段と広がり、より高度な顧客ニーズに応えられる体制が整いつつあります。
そして今後は、株式公開(IPO)も視野に経営の透明性を高め、外部からも信頼される企業体制を築くことで、選ばれる会社への進化を目指してまいります。
食を通じて人とつながる。
命を預かり、未来へつなぐ。
その覚悟を胸に、私たちはこれからも「おいしさ・安心・まごころ」のすべてを、丁寧に、誠実に、皆さまに届けてまいります。
代表取締役社長 清田 浩徳