製品がお客様に届くまで
私たちの工場は、お客様の「安心」を製造する場所です。
お客様が日々召し上がっているミートクレストの製品が、どのような想いを込めて、どのような工程を経て作られているのか。
皆様のお手元に届くまでの旅を、工程に沿ってご紹介します。
私たちが最も大切にしている「安全・安心」へのこだわりを、ぜひご覧ください。
商品が届くまで
国際規格ISO 22000に基づく厳格な管理のもと、食肉の目利きから最終的な出荷まで、全工程で品質保証課が設定したチェックポイントを通過して製造されます。
ここでは、原料の受け入れからお客様への出荷に至るまでの主要な流れと、特に注意を払っている管理点をご紹介します。
01. 仕入れ
製品の品質は、使用する原料の品質で決まります。当社の経験豊富なバイヤーが、原料の仕入れ段階で品質を厳しく見極めます。
POINT.01目利きによる仕入れ
大分畜産公社や外部取引先から原料肉(ブロック肉など)を仕入れる際、色味、肉質、鮮度などを確認し、当社の製品規格に適した原料のみを選定します。
異物混入がないか、封を開ける前にパッケージの状態や中身に問題がないかを目視で厳しく確認します。

担当者のコメント
原料の受け入れ時には、中身の品質確認だけでなく、トレーサビリティ(追跡可能性)に直結する記録管理が適切に行われているかをチェックしています。万が一の問題発生時、その原料がどこから来たのかを瞬時に特定できる体制を整えることが、お客様への迅速な対応に繋がります。
02. 原料の受け入れ・
前処理(原料処理課)
原料を受け入れ、処理していくこの工程は、商品の品質を左右する「肝」となる基盤工程です。のちの製造工程がスムーズかつ安全に進むよう準備します。
POINT.01前処理・成形
ローストビーフ用の柵取りや、焼肉店向けの小分け対応、ハンバーグ用のトリミングなどを行います。また小口のお客様の要望に応じ、大きな部位を小分けにすることもあります。
POINT.02成形時の異物除去
太い筋や小骨など、後工程でクレームに繋がる異物や不良部位を、この段階で除去します。

品質保証課のコメント
原料の温度上昇を抑制し、品質が悪くならないように早く作業することは、後工程の品質に響くため非常に重要です。小さな骨などの異物・不良部位を、この段階で丁寧に除去できているかを厳しく見ています。
またここでの丁寧さが、後の工程の品質を決めると言っても過言ではありません。切ってみないとわからない不良箇所も確実に除去し、原料の品質を下げないように素早く処理することを徹底しています。
03. 大量カット・急速凍結(製造2課)
原料処理課や仕入先から原料を受け入れたあと、製造2課では主に大量生産のカットやIQF凍結などを行います。高い生産性と厳格な衛生基準が求められるため、先進的な専用設備を導入しています。
POINT.01大量カット
食品メーカー向けなどに、特注カット機(TWISANなど)や重機を使用し、同一サイズのカット肉を日産約4~6トンの規模で製造します。冷凍原料をカットする工程では、骨や硬い筋といった硬い異物混入リスクが伴います。このため機械と人による複数段階の検品を組み合わせ、徹底的に異物を除去します 。
POINT.02IQF凍結
加熱調理後の製品などを、IQF(個別急速凍結)ラインに通します。急速冷凍により、鮮度と旨味を保持し、ドリップ量を抑えます 。凍結ラインの衛生管理も徹底します。

品質保証課のコメント
製造2課の製品は、最終的に有名食品メーカー様の製品の原料となるため、異物混入の影響が大規模になります。このため、特に異物除去のための多重検品が正しく機能しているかを重視し、お客様からのフィードバックを工程改善に反映させています。
04. 加熱・調理(製造3課)
製造3課では、ローストビーフやハンバーグなどの加熱食肉製品を製造し、製品の「安全」に直結する加熱工程を厳しく管理します。
POINT.01加熱調理
製品を加熱処理します。製品の安全性に関わるため、法律で規定された加熱条件(何度で何分以上)を満たすことが絶対条件です 。加熱温度・時間管理を最も重要な管理点としています
POINT.02味付け
ローストビーフ、チャーシュー、ハンバーグなど、食肉加工品の味付けを行います 。お客様の要望に応じて味付けを調整することも可能です 。

品質保証課のコメント
製造3課は、3部門の中で唯一加熱処理を行います。『これぐらい焼けていればいい』では済まされません。私たちは、すべての製品が法定の加熱条件を満たしているか、またその計測機器が正しく動いていたかを客観的に証明する役割を担っています。加熱条件の正確性を担保するため機器の多重チェックを実施し、「計測機器が正しい」という客観的な証明を維持しています。
またアレルゲン製品製造後には、アレルゲン残留チェックを実施しています。
05. 出荷
最終工程では、品質保証課と製造担当が連携しながら、お客様への納品前に最終的なチェックを行います。ここで問題がないと確認されたロットだけが、出荷工程へと進みます。
POINT.01梱包・ラベル貼付
製品を包装し、外箱にラベルを貼付します。
外箱に貼るラベルの記載内容(商品名、ロット、表示など)に間違いがないかを、製造担当者と品質保証課で最終確認します。
POINT.02出荷・トレーサビリティ
製品をトラックなどに積み込み、お客様に向けて出荷します。
納品後にクレームが発生した場合、1時間以内に回答を求められるなど、厳しい要求があります 。このため、品質保証課は、製造記録データを膨大に管理し、問題発生時のトレーサビリティを迅速に確保できる体制を整えています。

品質保証課のコメント
私たちは問題発生を未然に防ぐとともに、万が一の際にも迅速に対応できるよう、事前の情報準備を徹底しています。出荷時の最終確認では、製造記録と突き合わせた膨大なデータから、製品に間違いがないことを二重にチェックします。
この徹底した情報管理とトレーサビリティこそが、お客様からの厳しい要求に迅速に応えることを可能にする、当社の最大の強みです。

